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ウェザーニューズ社のシンポジウムで語ってきました [tsudoi.jp]

全回、恐れ多くも協業の誘いを持ちかけにウェザーニューズ社に行ったとき、「減災について語ってみませんか?」と誘っていただいたのがご縁で、本日Global コンテンツ見本市」というイベントでざっと見200名くらいの観覧者様の前で「ニッポンの減災」を語ってきました。

驚いたのは、立ち見ができる程天気や災害について興味がある人がいるという事実です。地元の集会なんかではありえない光景です。時折チラリと観客席をみると退屈そうな人は皆無で真剣に聞いてくださっています。
みんな誰かのために役立ちたいんだなと実感。ウエザーニューズ社を知らない方はこちらがおすすめ。

「昔と比べてITなど情報伝達の手段がすすんできていますがどうですか松本さん」と聞かれたときに、ナホトカのボランティアの参加で感じたこと、最近の岩手宮城地震でいまだ風評被害があるなんて語ってしまいましたが、普段から知っておくべきことや、情報を伝える手段よりも誰に伝えるか、また伝えられたほうはどうすべきかが実践的だったんではないかと反省。

意外と避難所がどこなのか、備蓄倉庫がどこにあるのか知らない人が多い事実、道路が割れていたり、電線が切れているのを見た時に、気になってもどこに連絡すべきかわからなくて見て見ぬ振りしてはいけないこと。
また、やけどや怪我、初期の火災のとき119も間違ってはいないけど、できるだけ近所に助けを求めるべき。そして助けを求められたり、警告の連絡を受けた時、駆けつけられる時にはすぐ行って確認してあげるなど身近な例がよかったなと思いました。

実は昨日、免許の更新に行ったのですがそのとき初めてAEDの使い方、使ってもいいことを知りました。近所に高齢者や子供が少なくないのですが行動する大人がいないので、消化器は防災訓練のたびに練習、蘇生(人口呼吸、心臓マッサージ)は マスターしていたのですが、AEDは 体験したことはありませんでしたので、新しい道具の知識も減災の一つに違いありません。

普段の生活でも雷の落ちる場所など危険箇所の周知や強盗や窃盗、痴漢が発生した場合に、学校では連絡網があって伝わるが子供のいない家庭ではその事実を知らされることはないなどローテクですら情報格差が生じています。
僕なりの答えは「もっと挨拶かわして関わってみては」ということに行き着いて実践するようにしています。市役所は国の出先機関で市民側でないことがわかり、大地震等いざという時には社会福祉協議会のボラセンが担うらしいので関わったり、地域FMの人と仲良くしたり、普段は近所+自治会で信頼関係を築きつつあるかなと思ってます。広くみんなの立場が見えてくると、その土地でできることできないことが見えてきて工夫のしがいがあります。

今回、減災について2つの観点がありました。
◆予兆を知り早く対策する(他の3方はこちら)
◆発生後、被害が大きくなる前にいかに小さく(僕はこちら)

今回「自然環境の変化を常に意識すること」の大切さが印象に残りました。<ギラギラ目を光らせるんじゃなく自然を楽しみながらですよ!

このディスカッションはソライブでも放映されました。http://weathernews.jp/solive24/ 
このソライブですが、ラブリーなのでついつい見てしまいます。
深夜ラジオの親しみやすさ、同じ時間を過ごしているというあの共有感であの頃の懐かしさも感じます。
同時進行のチャットについつい入ってしまいました。よくユーザ心理をつかんでるなと思います。

思い出したこと/後から思ったこと


タグ:SOLiVE24
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